新年あけましておめでとうございます。
3年越しの新型コロナ感染と付き合い、多くの生活習慣を余儀なく変えた昨今ですが、会員の皆様におかれましては、お元気で新年を迎えたことと存じます。
昨年のシンポジウムは、市民参加による酪農乳業史研究活動を目指して「東京ミルクものがたり」出版記念シンポジウムと題して開催しました。当日の参加者は120名(会場50名・オンライン70名)でした。基調講演は和仁先生による「日本酪農乳業史研究の足跡と今後の課題」という格調高い講演をオンラインで行われました。
さらに酪農乳業史研究(19号)は、論文2本及びシンポジウム報告及び解説など掲載した50頁にわたる内容で発刊する事ができました。これらは会員の皆様のご支援に深く感謝申しあげます。
本年度のシンポは「北海道における酪農乳業の展開と協同組合の役割(仮)」題してオンライン方式で企画しています。さらに「酪農乳業史研究(20号)」を発刊します。お陰様で20号に達しましたので、皆さまのご投稿をお待ちしています。
昨今の各研究団体の活動方法に苦慮していると聞きますが、当研究会も存続運営において多くの問題を抱えているのが現状です。加えて酪農乳業史を後世に残す使命を果たすため、存続の知恵を見出すことが喫緊の課題になっています。
会員に寄り添い、それらを乗り越えていくため、会員の皆様方の変わらぬご支援とご鞭撻を心からお願い申しあげます。